屋根の葺き替えと調整工事
- 施工内容
- 屋根の葺き替えと調整工事
- お客様名
- N様邸
- 施工エリア
- 呉市阿賀
- 施工費用
- 約63万円
- 施工期間
- 約4日間
2012/08/14 ・ 初訪問
2012/08/20 ・ 初回打ち合わせ
2012/08/24 ・ 見積書提出・契約
2012/09/19 ・ 工事開始
2012/09/22 ・ 工事終了
リフォームポイント
N様の娘さまより、「母の家の屋根が漏れた」とお電話を頂き、調べてみるとその部分の瓦がずれていたために漏れたと判断できました。しかし、瓦が経年の老朽化により、どこが漏れてもおかしくない状況でありましたが、特にかなり傷んでいた部分だけを新しく葺き替えることになりました。
屋根の葺き替えと調整工事
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瓦の種類
●陶器瓦・・・粘土をベースに焼いた瓦。
●いぶし瓦・・・粘土瓦の一種。焼成方法(焼き方)を違わせ、瓦全体(裏も表も)を渋い銀色にする。
●セメント瓦・・・セメントと砂から作った瓦。
●金属瓦・・・金属から作った瓦。様々な種類の金属で作られている。
●カラーベスト・・・スレートとも言う。セメントに繊維を混入して薄い板状にしたもの。 -
右上部分のみ、瓦を新しく葺き替えます。
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解体作業から始めます。タワーを組んで人が簡単に登り降りできるようにし、瓦材を運びます。
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泥など手作業で土嚢袋に入れます。
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既存の棟が少し傾いているのがわかります。古瓦はなるべく割らずに運び出します。
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降ろした古瓦です。
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土を取り除くと下地が見えてきます。
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竹組の上に木の皮で下地をつくっていました。新規の下地を打つのに全部とらなくてはいけません
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竹、木皮をとると垂木と梁が見えてきました。
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屋根の上から天井を見下ろした写真です。土天井といって天井の上に土を塗っています。断熱効果があると考えられます。
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昔の家なので丸太のままです。機械で製材できるようになってから角材になりました。
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垂木を補強して下地を打ちます
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これは鉄板です。古瓦の悪い部分に差し込みます。
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下地ができると瓦を葺き始めます。下葺材のルーフィング。瓦桟(かわらさん)に、瓦を引っ掛けて葺きます。
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既存との取り合い部分。上の銅線が後に必要になります。
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既存との取り合い部分仕上がり。最後に銅線で固定しますので、ずれません。
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棟です。既存が少し傾いています。
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既存屋根が少しずつ、ずれているので、雨漏り防止の為、隙間をコーキングで補修します。
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既存屋根が少しずつ、ずれているので、鉄板を差し込んで調整をします。
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屋根工事終了です。