安芸郡熊野 蔵リノベーション工事
- 施工内容
- 蔵リノベーション工事
- お客様名
- U様
- 施工エリア
- 安芸郡熊野
- 施工費用
- 約880万円
- 施工期間
- 約2ヶ月間
昔ながらの土壁が魅力的なこちらの蔵。
年月を重ねた梁や柱の存在感が印象的で、リフォーム前から趣を感じる素敵な空間でした。
今回、この蔵を接客スペースにリノベーション。新しい壁や床の造作、クローゼットの新設、さらにロフトまで加え、モダンな使い勝手をプラスしました!
~リフォームポイント~
蔵の象徴ともいえる立派な梁をそのまま残し、空間に温かみをプラス! 古き良き趣と、モダンなデザインが融合した贅沢な仕上がりです。
接客スペースには欠かせない収納を確保。クローゼットを新設することで、機能的ですっきりした空間に!
天井の高さを生かしてロフトを新設。限られたスペースでも、多用途に使える工夫が施されています。
外壁
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解体工事開始!
中に保管されていた荷物を整理して、空っぽにするところから始まりました。 朽ちている部分は撤去・修復します。 -
経年劣化が見られた既存のプリント鋼板を丁寧に撤去し、土蔵壁の一部も必要に応じて解体しました。続いて、耐久性と仕上がりを考慮し、木下地を新たに設置。これにより、下地がしっかりと整えられ、後工程の精度が向上します。
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外壁下地工事と窓の取り付け 外壁下地を整える際に、窓の設置も同時に行いました。外壁部分は既存の土壁を残しつつ、木材を使用してしっかりとした下地を設置。これにより、外壁全体の耐久性が向上します。
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縦すべり窓を3箇所、FIX窓を1箇所取り付けました。この設置作業では、建物のデザイン性と機能性を兼ね備えた窓を選定し、採光と通風性能を最大限引き出しています。景色を美しく取り入れることができるFIX窓もポイントです。
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下地左官モルタル塗り 左官職人の手でモルタルを丁寧に塗り込む作業を実施。この工程は壁面の強度を高めるとともに、平滑で美しい仕上がりを確保します。
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外壁 仕上げ塗装 最後に、シリコン塗装を施し、耐候性を強化。これにより、蔵の外観が蘇り、美観と保護性を両立させた仕上がりとなりました。歴史ある建物にふさわしい、しっかりとした外壁が完成しました。
内部工事
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天井・壁・床の下地組み この下地組みは、構造を安定させるだけでなく、後の仕上げ材を取り付けるための重要な工程です。
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ロフト床 ロフト部分の床工事が進んでいます。 ロフトは耐久性が求められるため、各工程を丁寧に仕上げ、快適で安全な空間となるよう配慮しています。蔵の雰囲気を残しつつ、現代的な快適性を実現した空間づくりが進んでいます。
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内部環境を快適に保つため、断熱材を隙間なく丁寧に施工しました。断熱材を入れることで、室内の温度変化を抑え、省エネ効果も期待できます。特に冬場の寒さや夏場の暑さを軽減するために欠かせない作業です。
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床下地 まず基礎のフラットな状態を確認し、木材で下地を丁寧に組みました。その上に耐久性に優れたパーティクルボードを敷設し、更に合板を重ねて補強。これにより、床面の強度を確保し、最終的な仕上げ材の設置に最適な下地が完成します。
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無垢フローリング材取付 床の仕上げには、自然素材を活かした無垢フローリング材を採用しました。無垢材は木の温もりを直接感じられるのが特長で、足裏から伝わる優しい質感が心地よさを生み出します。巾木や廻り縁材も丁寧に取り付けました。
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天井・壁 天井と壁の下地が無事に仕上がりました。壁面にはプラスターボードを使用し、これからクロスや塗装で仕上げる予定です。歴史ある建物の趣を残しつつ、住みやすさと機能性を両立させるリノベーションが着々と進んでいます。
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クローゼット・引き戸新設 ウッドワン製のクローゼットを新設しました。内部にはパイプハンガーが付いており、衣類をすっきり収納できます。 ウッドワンの自然素材を活かしたクローゼットは、実用性とデザイン性を兼ね備えています。
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クロス工事 クロス工事が始まり、パテ処理で凹凸を丁寧に整えました。 クロスを貼ることで空間全体が一新され、歴史ある蔵が新たな輝きを持つ居住空間に生まれ変わろうとしています。最後の仕上げに向けて、期待が高まります!
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デザイン階段設置 こちらもウッドワン製のデザイン階段になります。 蔵の新しい顔ともいえるデザイン階段の設置が進んでいます。現在、階段の踊り場部分を造作中で、構造の安定性と美しさを両立させるため、職人たちが細部にこだわりながら作業を進めています。
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勝手口ドア設置 通気性と防犯性を兼ね備えた、サーモス採風勝手口ドアの設置が完了しました。このドアは、蔵内部の空気を効率よく循環させながらも、外気の影響を最小限に抑える優れた断熱性能が特徴です。また、採風機能により自然な換気が可能です。
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手すり設置 ロフトと階段部分に手すりを設置しました。 手すりは実用性だけでなく、デザインにもこだわり、蔵の趣に溶け込む仕上がりとなっています。 また、ロフト部分は視覚的な圧迫感を軽減する設計で、開放感を損なわずに機能性をプラスしました。
担当者からのコメント
外観は白壁が美しく、蔵の趣を残しながらも新しい雰囲気に。
内部は梁や天井の高さを活かした開放的な空間で、接客スペースとしての機能性も抜群。施工後の写真からも、伝統とモダンが見事に調和した空間が伝わりますね😊
ご相談はいつでもお気軽に!
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